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【2023】おすすめCRM(顧客管理)ソフト

CRM
Bitrix24チーム
36 分
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更新済み: 2023年3月14日
Bitrix24チーム
更新済み: 2023年3月14日
【2023】おすすめCRM(顧客管理)ソフト

目次



CRMソフトウェアとは?

セールスシステムは、一見シンプルですが実は複雑です。契約を成立させることが最重要ですが、顧客に関する情報収集や既存顧客との関係維持など、大切な作業は他にもたくさんあります。

優秀なCRMソフトウェアを使うと、こうした業務を簡易化/効率化することができます。CRMソフトにはセールスに必要な機能が色々と揃っていますので、ドキュメントを保存する際や請求書を作成する為に、アプリを幾つも使う必要がなくなります。CRMソフトを使うとEメール、ドキュメント、詳細情報などを簡単に管理できますので、顧客関係の管理もぐっとシンプルになります。

CRMシステムは、大小すべてのビジネスに利益をもたらします。CRMシステムでは、あらゆる詳細情報に従業員全員がアクセスできますので、統計の改善にも繋がります。CRMシステムを使うと低コストで今まで以上の数の業務を効率的にこなせるようになりますので、コストを削減したい中小規模のビジネスにもおすすめです。


CRMソフトを使う目的

優秀なCRMをオンラインで使うことには、以下のように多くの利点があります。

  • 連絡先のストレージ:CRMシステムでは、顧客の連絡先や重要な情報を簡単に構成して手元に保管し、顧客とのコミュニケーションを円滑化できます。
  • 売り上げの追跡:ディールの追跡だけでなく、通話、Eメール、ミーティングの予定など詳細情報を保管できます。
  • 売上予測:データを分析して売り上げを予測できます。CRMシステムでは、チャートや数式を使わなくても、自動的に販売予測ができます。
  • 欠陥の検出:セールスストラテジーが常に成功するとは限りませんが、CRMのデータをもとに欠陥を検出することが簡単になります。
  • チーム間の透明性:どの顧客に既に連絡済みであるかを瞬時に把握し、チーム内の混乱や確認作業といった不要な作業を避けることができます。

コミュニケーションセールス、連絡先、その他さまざまな機能で、CRMシステムは既存顧客や潜在顧客と企業との関係の構築と管理を支えます。


CRMソフトの持つ基本的な機能

CRMシステムを探す際には、以下のような機能に着目するのがおすすめです。

  • チームやプロジェクトのニーズなど、ビジネスの個性に合わせてカスタマイズできるインターフェースであること。

  • 業務プロセスに組み込みやすいシンプルさであること。社内の誰でも気軽に使える、シンプルで分かりやすい機能を持つインターフェースであること。

  • 統合ができること。ビジネスの持つストレージを管理するには、シンプルで使いやすいソフトがぴったりです。でも、最先端のCRMシステムを使いたい場合は、新しい業務スペースへデータを移行したいですよね。それには、統合ができるソフトを導入し、現在使用中のソフトからデータを移行するのが一番手っ取り早い方法です。

  • 適切な価格であること。大企業であれば価格は些細な問題かもしれませんが、小規模ビジネスにとって魅力的なのは、より低コストでより多くの可能性をもたらすソフトです。

市場には多くのCRMソフトがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。この記事では、弊社がおすすめするベストCRMをご紹介いたします。ご自分にぴったりのCRMソフトを見つけるご参考になれば幸いです。


Bitrix24 CRM

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CRMシステムだけでなく、コミュニケーション管理プラットフォームも使いたい・・・そんなあなたにおすすめなのはBitrix24です。ビジネスに必要な機能がすべて一か所に集約されています。

Bitrix24 CRMには複数の機能があります。シンプルなカンバンボードセールスプロセスを視覚化することで、担当者(参加者)は取引成立までのステージを追跡することができます。取引価格や営業費用もシステム内で確認できます。

それぞれのディールには独自のカードがあり、顧客との最初のコンタクトから始まるプロセスの詳細を確認できます。メッセージやEメール、通話記録など、顧客に関するステージごとの詳細もカードで確認できます。

様々なソースを経由して顧客がコミュニケーションを開始すると、2つの同一の取引が作成されるケースがありますよね。Bitrix24 CRMシステムはケースとディールを分析し、このような重複ディールをマージするよう提案します。自分で重複ディールの有無を確認し、手動でマージするよう設定することもできます。

ある特定のディールについて話し合う必要がある際には、いくつかの方法があります。まず初めに、ディールカードのコメントがあります。Webサイトチャットでの顧客とのメッセージのやりとりはすべてBitrix24へ自動転送され、ディールカードに保存されます。

さらに、Bitrix24ではセールスプロセスを自動化できます。Eメールを送信したり広告を表示する必要がある際には、CRMシステムで該当項目を設定すれば、後の作業はシステムが行ってくれます。Webサイトからテンプレートを使用したり、自分でテンプレートを作成したり、顧客に合わせて様々な設定を選ぶことができます。

定期タスクの自動割り当てもできます。規制のスクリプトとプランを使って作業を最適化することで、営業担当者の仕事がスムーズになります。報告書と分析によって問題を見つけて解決策を考えることで、営業部門の仕事を改善できます。

利点

  • スケーラビリティが高い

  • 販売自動化機能が高性能

  • 無制限ユーザーな無料プランがある

欠点

  • 機能が多過ぎる

  • チュートリアルがいまいち

  • CRM機能の一部がモバイルアプリで使えない

価格

Bitrix24にはユーザー無制限で使える無料プランがあります。しかし、CRM機能は無料プランでは使えません。CRM機能を使いたい場合は、月額55ドル/最大6ユーザーのCRM+プランがおすすめです。


おすすめCRM(顧客管理)ソフト

Bitrix24のCRMは35個以上のプロジェクトマネジメントツールを備えています。タスク・サブタスク、かんばん、ガントチャート、テンプレートとオートメーション(自動化)、Eメール経由のタスクなど、上限なく何個でも作成できるアイテムの種類の豊富さは業界でもトップクラスです。
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Zoho CRM

zoho.jpg

Zoho CRMもまた、世界中で使われている優秀なCRMソフトです。シンプルで便利な点に加えて、ミニマリスティックで見やすいインターフェースもZoho CRMの魅力です。

Zoho CRMでは、顧客とのコミュニケ―ションに重点が置かれます。通話、Eメール、ソーシャルメディアなど、好きな方法で顧客とコミュニケーションできます。プラットフォームから直接使えるチャットもいくつかあります。

コミュニケーションの方法を問わず、ディールに関する情報を選択して保管できます。ステージ、更新、顧客と話し合った費用などを閲覧できます。手持ちのコミュニケーション情報をもとに、顧客に連絡するのに最も効果的となるよう調整することもできます。

Zoho CRMにはデータ分析という便利なツールがあります。Zohoによるレポートと洞察を使って会社のパフォーマンスを見積もることができます。

一般的な活動の進み具合、今月または四半期の売上の成功率も確認できます。現状をもとに将来のパフォーマンスを予測し、計画を改善することもできます。

オートメーション(自動化)は営業にも役立ちます。たとえば、業務の割り当てを自動化することで、時間を節約することができます。

業務はタイムリーかつバランスよく従業員へ割り当てられますので、業務の抜け漏れを防ぐことができます。顧客のEメールなど同じ内容の情報を扱う際にも、自動化は便利です。

ZohoにはZiaと呼ばれるAIがあります。ZiaはCRMシステムからのデータ収集と分析を行います。情報を素早く見つけるだけでなく、リードとディールを予測して報告書を作成するなど、Ziaには様々な機能があります。

利点

  • 包括的な分析

  • ゲーミフィケーション

  • 優れたEメールマーケティング機能

欠点

  • オートメーション(自動化)は高額プランでしか使えない

  • Ziaアシスタントがいまいち

  • 価格がユーザー単位

価格

無料プランは最大3ユーザーまで使えます。有料プランは、ユーザーひとりにつき月額18ドルのスタンダードプランから、ユーザーひとりにつき月額40ドルのエンタープライズプランまであります。


Capsule CRM

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Capsule CRMは、シンプルなデザインながら必要なツールはすべて備わっているCRMです。リードナーチャリング、現在の作業状況の概要と透明化といった機能で、取引を成立へと導きます。

Capsule CRMの連絡先管理システムを使うと、顧客とのコミュニケーションやディールの扱いが簡単になります。メールアドレス、電話番号、補足など、自分が関連する特定の人物に関する情報はすべて顧客カードで確認できます。タグを使って顧客を並べ替えると、特定のカテゴリーの顧客へアクセスするのが簡単になります。

Capsule CRMでは、売上追跡も簡単に行えます。Capsule CRMは視覚的で、取引ステージ、取引価格、営業担当者などの重要な詳細をきちんと把握できます。これらの情報はドラッグ&ドロップで素早く更新できます。

Capsule CRMでは売上レポートをもとに、業務プロセスについて深い洞察を得ることができます。アクティビティやデータを選択すると、ビジュアルチャートへ変換されます。それをもとに状況の明確な概要とタイムリーな問題を予測したり、プロセスの調整や業務フローの合理化ができます。レポートをもとに売上予測を行うこともできます。

Capsule CRMは、チームのニーズに合わせて作業環境をカスタマイズできます。顧客カードを入力するフィールドが無ければ、自分で独自のフィールドを作成して詳細情報を管理できます。

自分の関連するステージとタスクに合わせて、パイプラインをカスタマイズすることもできます。Capsule CRMのインターフェースは、ブランドカラーやロゴを追加してカスタマイズできます。

利点

  • リマインダーシステムが便利

  • メモ/共有機能が優秀

  • 便利な統合が豊富

欠点

  • 分析が物足りない

  • UIが格好良くない

  • スタータープランでは使えない機能がある

価格

Capsule CRMは2ユーザーまでなら完全無料で使えます。その他には、プロフェッショナルプランとチームプランがあり、ユーザーひとりにつき月額18ドルから36ドルまでを選べます。


Copper CRM

copper.jpeg

Copperはシンプルで便利なCRMで、Google Workspace(旧G Suite)アプリと統合ができます。個人/チームがGmailを使ってディールを扱う場合、メールをもとに古いリードの更新や新規リードに関する提案などを得ることが出来、たいへん便利です。

Copperのインターフェースは直観的に理解することができ、簡単に業務プロセスに実装できます。適応性も高く、チームのニーズに合わせて短時間でカスタマイズできます。

リードと顧客に関する情報は様々な方法でフィルター/並べ替えができ、必要な情報を迅速に取得できます。システムの提案するフィルターの他に、独自のハッシュタグシステムを作成することもできます。

取引成立に繋がるコミュニケーションと関係性を構築するには、詳細情報への素早いアクセスが欠かせません。情報は従業員間で自動的にシェアされますので、顧客をこまめに気に掛けることができるようになります。

Copperの提案するオートメーション(自動化)のEメールテンプレートを使うと、様々なステージにあるディールを扱う際や、異なるコミュニケーション状況に対応するのがスムーズになります。Eメールテンプレートは新規顧客へのグリーティングや、よくある質問に対して回答する際にも使えます。既存のテンプレートの他にも、自分でテンプレートを作成することもできます。

利点

  • Googleサービスと完全に統合できる

  • Eメールを新規リードへ変換できる

  • 自動化機能が優れている

欠点

  • アラートが多過ぎる

  • パイプラインに適格なリードがない

  • 価格がユーザー単位

価格

CopperにはBasic、Professional、Businessの3つのプランがあります。価格はユーザーひとりにつき月額24ドル(Basicプラン)から119ドル(Businessプラン)まであります。


Insightly CRM

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Insightlyは、顧客関係を構築し取引成立へと導く素晴らしいCRMです。Insightlyで自分の働く会社の関係性と繋がりを把握することで、顧客とのコミュニケーションが改善します。

従業員の繋がりを把握することで、より質の高いコミュニケーションができるようになります。どの人にどの連絡や提案をすればよいのかを明確にすることは、成功への近道となります。

Insightlyでは業務フローの自動化ができ、これは業務管理の重要な要素のひとつです。業務フローの自動化は、管理者の手を煩わせることなく定期タスクを自動再割り当て、通知とアラーム機能で予定されている業務の抜け漏れを防ぎ、取引を成功へと導きます。

Insightlyでは、Eメールマーケティングや電子メール広告も自動化できます。あるグループの人々へメールを送信したい場合は、ほんの数クリックでテンプレートを用いてメールの受信者数を選択できます。Insightlyでは、メールが開かれた(閲覧された)時間など、自分のEメールと関連する情報が収集され、概要を把握することもできます。

オンラインCRMであるInsightlyは更に、他のツールやプラットフォームと統合できます。使いたい機能がInsightlyに無い場合や、現在使用中のソフトからデータを移行したい際には、ツールを統合しましょう。統合によって、営業活動に必要な機能をすべて一か所に集約して使用することができるようになります。

利点

  • 顧客コミュニケーションに重点が置かれている

  • 統合が豊富

  • 業務フローの自動化が素晴らしい

欠点

  • 小規模ビジネスにとっては少々高価

  • 価格がユーザー単位

  • 無料トライアル期間終了後にデータが削除される

価格

InsightlyにはPlus、Professional、Enterpriseの3つのプランがあります。価格は、ユーザーひとりにつき月額29ドル(Plusプラン)から99ドル(Enterpriseプラン)まであります。


Freshsales CRM

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Freshworksは、CRM(顧客管理)ソフトを使い始めたばかりの人におすすめです。Freshworksのインターフェースはシンプルで、CRMソフトに不慣れな人でも簡単に使うことができます。ソフトのガイドラインやCRMシステムの扱い方が分からない人向けのチュートリアルやサポートサービスもあります。

Freshworksは、営業パイプラインを視覚化してディールを並べ替えます。また、取引の作業をステージ分けし、プロセスがどの程度順調に進んでいるのかを把握できます。これによりチームメンバーはリアルタイムの情報を瞬時に把握することができ、チームワークが向上します。

Freshworksでは、売上分析と売上予測もできます。デフォルトのレポートの他に、ニーズに合わせてレポートをカスタマイズすることもできます。ディールと業務の成功を視覚化した概要によって、問題を見つけて業務プロセスを最適化することができます。日付や週を設定して、システムから定期的にレポートを取得することもできます。

業務プロセスを自動化すると、マニュアルで行うタスクの量を最小化できます。たとえばEメールを送信する場合は、デフォルトのメールテンプレートを使用したり、独自のテンプレートを作成して顧客へ送信することができます。同様に、たとえば定期タスクの再スケジューリングと担当者への割り当てなど、タスクの設定も自動化できます。

会話とあらゆるコミュニケーションプロセスもFreshworks CRMで追跡できます。通話の発信、後から行うよう作業等の記録の保存、通話アクティビティのレポートの取得ができます。作業に指定の担当者がいる際には、通話をリダイレクトすることもできます。

利点

  • GoogleドライブやDropboxと統合できる

  • すべての機能がモバイルアプリでも使える

  • 自動化とデータの重複排除ができる

欠点

  • 少々割高

  • UIに慣れるまでに時間が掛かる

  • 最先端のCRM機能が揃っていない

価格

Freshworksには3つのプランがあります。

  • Growthプランはユーザーひとりにつき月額35ドルで、オールインワンCRMを使いたい小規模ビジネスや急成長中のビジネスにおすすめです。

  • Proプランはユーザーひとりにつき月額85ドルで、スケーリングによって効率を高めたい中規模チームにおすすめです。

  • Enterprise プランはユーザーひとりにつき月額149ドルで、カスタマイゼーションが必要な大規模ビジネスにおすすめです。


さいごに

業務を最適化できるシステムを導入することは、今日のビジネス界において必要不可欠です。営業や売上に関する情報を追跡して保管することも、例外ではありません。この記事で述べましたように、シンプルでもたいへん優秀なもの、機能が豊富で慣れるまでに時間が掛かるもの、などCRMソフトにも様々な特徴があります。この記事が、皆さまがご自分にぴったりのCRMソフトを見つけられる際のご参考になりますと幸いです。

 

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