Bitrix24のBI Builderに、レポート分析をより柔軟かつ快適に行える新機能が追加されました。今回のアップデートでは、 フィルター機能の刷新、プリセットの追加、そして制限ロジックの変更が行われています。 これにより、データの切り口を素早く切り替えながら、業務に役立つインサイトをより深く得られるようになりました。 ※本アップデートは順次リリースされます。反映まで今しばらくお待ちください。
直感的に使える新しいフィルターUI
BI Builderのフィルター画面は、操作性が大幅に向上しました。カレンダー表示が見やすくなり、日・月・四半期・年といった期間指定もスムーズに行えます。 期間を切り替えながらデータを確認しやすくなるため、分析のスピードが上がり、レポート作成の手戻りも減らせます。
フロー・ワークフローテンプレート別フィルター
フローやワークフローテンプレートに基づくフィルターでは、レポートを開いた場所に応じて関連データが自動的に反映されます。 たとえば、ワークフローのジャーナル画面からレポートを開いた場合、該当テンプレートに紐づくデータのみが表示され、不要な情報に煩わされることはありません。 標準ダッシュボードではこれらのパラメータが自動設定されるため、すぐに利用できます。カスタムレポートの場合は、SQLクエリに手動でパラメータを追加することで対応可能です。
組織構造に基づくフィルターで分析を最適化
部門や従業員単位で分析できる「組織構造フィルター」も強化されました。Bitrix24の従業員選択と同様に、部門単位、配下のサブ部門、特定の従業員を柔軟に指定できます。 管理者はマーケティング部門全体の指標を確認し、担当者レベルまで掘り下げることも可能です。アクセス権限にも対応しており、一般社員は自部門のみ、上長は配下組織までのデータを確認できます。
プリセット機能で分析作業を効率化
プリセットは、よく使うフィルター条件を保存して再利用できる便利な機能です。期間、担当者、金額条件などを設定して保存すれば、ワンクリックで同じ条件のレポートを呼び出せます。 「公開設定」を有効にすれば、他のメンバーとも共有でき、チーム全体の分析効率が向上します。
新しい制限ロジックで作業を止めない
これまで制限超過時にはデータ取得全体がブロックされ、サポートへの連絡が必要でした。今回の改善により、 制限を超えたリクエストのみが一時的にブロックされ、BI Builder自体は引き続き利用可能です。条件を調整すれば、すぐに作業を再開できます。 BI BuilderおよびLooker Studioは自動的に新ロジックへ移行され、Power BIをご利用の場合はデータ取得コードの更新が必要です。
詳しい設定方法や技術的な詳細については、 BI Builderの新しいフィルターと制限ロジック をご参照ください。
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