記事 Bitrix24の新機能まとめ:Vibecode、AIエージェント、チェックイン2.0、Syncを解説

Bitrix24の新機能まとめ:Vibecode、AIエージェント、チェックイン2.0、Syncを解説

Copilot
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更新済み: 2026年8月31日
更新済み: 2026年8月31日
Bitrix24の新機能まとめ:Vibecode、AIエージェント、チェックイン2.0、Syncを解説

Vibecodeプラットフォーム(AIベータ版)

「バイブコーディング」とは、人間がコードを一行ずつ書く代わりに、AIエージェントに実装を任せる開発手法です。作りたいものを文章で伝えるだけで、AIがその内容をもとに動作するアプリを作成します。

バイブコーディングは、エンジニアだけのものではなくなりつつあります。マーケター、経理担当者、弁護士、部門責任者など、プログラミングの知識を持たない人でも、AIを使って自分の業務に必要なアプリを作れるようになっています。

Bitrix24では、こうしたバイブコーディングを業務の中で使える環境を整えています。アプリやチャットボットを作るために必要な仕組みは、あらかじめプラットフォームに用意されています。

  • すぐに使える開発環境:AIとのチャットを始めるだけで開発できます。複雑な設定や技術ドキュメントの確認、サーバー探しは必要ありません。
  • APIキーは1つだけ:作成したアプリを、実際の社内データと連携できます。
  • 安全なサーバー環境:作成したアプリを動かすサーバーには、自社チームだけがアクセスできます。
  • 専用のアプリカタログ:作成したツールを一か所で管理でき、社内全体で活用できます。
  • 無料で使えるAIモデル:作成したアプリにそのまま接続できます。別途登録したり、追加料金を支払ったりする必要はありません。自社で利用しているAIモデルを接続することもできます。

社内で広がるバイブコーディング

バイブコーディングによって、現場の社員自身が業務上の課題を解決するアプリを作れるようになります。

日々の定型作業を減らしたり、判断を早めたり、作業の精度を高めたりと、業務に直結するツールを必要な人が自分で形にできます。

たとえば、マーケティング向けのA/Bテスト計算ツールでは、アイデアの検討から実装までわずか2日で完成しました。


AIプロジェクト:社内外のメンバーと一つの場所で仕事を進める

チャットは、仕事における共通のインターフェースになりつつあります。社員同士だけでなく、チームやAIとのやり取りもチャットを中心に進むようになりました。

一方で、実際のプロジェクトでは複数のチャットが別々の場所に存在し、会議はカレンダー、ファイルはクラウドストレージやメールに分散していることも珍しくありません。必要な情報を一か所で確認できないことが、日々の業務を複雑にしています。

この課題に対応するのが、新しい「AIプロジェクト」です。

AIプロジェクトでは、チャットがプロジェクトの中心になります。プロジェクトに関する情報を一つのスペースから確認できるため、Bitrix24内の複数の画面を行き来する必要がありません。

もちろん、タスク管理の機能がなくなるわけではありません。カンバン、ガントチャート、リストなど、従来のタスク管理画面にもワンクリックで移動できます。

プロジェクトでは、もう一つよくある問題があります。必要な背景や経緯をすべて把握しているのがマネージャーだけ、という状態です。

チームから質問があるたびにマネージャーへ確認が集中すると、マネージャー自身が業務のボトルネックになってしまいます。

AIプロジェクトには、プロジェクト全体を把握するAIエージェントが用意されています。タスク、会議の要約、チャットでのやり取りを分析し、チームメンバーからの質問にいつでも回答できます。


Bitrix24 チェックイン2.0:外出が多い社員の1日を見える化

営業担当者、サービスエンジニア、配送スタッフ、建設現場の作業員など、オフィスの外で働く社員の業務管理には、デスクワークとは異なる難しさがあります。

「Bitrix24 チェックイン」は、こうした社員の1日の働き方を管理するための機能です。

朝になると、アプリが勤務開始を案内します。社員は「勤務中」「休日」「病欠」から現在のステータスを選び、チェックインを送信します。

チェックインすると、現在地を示す地図情報とともに、マネージャーとの共通チャットへ自動的に共有されます。誰が勤務しているのか、どこで仕事をしているのかを個別に確認する必要がありません。

AIエージェントは、その日の業務予定も自動で作成します。社員本人とマネージャーの双方が確認できるため、一人ひとりの業務量も把握しやすくなります。

日中は、チームメンバーの移動履歴を地図で確認できます。各社員がどのルートを移動し、どの場所をすでに訪れたのかも把握できます。

1日の終わりには、完了したタスクや会議、その他の活動をもとにAIがその日の結果をまとめます。

勤務履歴はカレンダーに蓄積され、マネージャーは各社員が実際に働いた時間を確認できます。勤務時間に応じた給与計算にも利用できます。


Bitrix24 CoPilotエージェント:チャットからBitrix24全体を操作

新しいCoPilot AIエージェントでは、長い文脈を扱う能力が従来の4倍に向上しています。より多くの情報を踏まえて会話できるため、長いやり取りでも内容を見失いにくくなっています。

さらに、ファイルや画像を扱えるマルチモーダル機能に対応し、インターネット上の情報を検索することもできます。

Bitrix24 CoPilotエージェントは、Bitrix24のどの画面を使っていてもチャットから利用できます。

過去の会話内容を覚えているため、一度中断したやり取りも、必要なタイミングで同じ場所から再開できます。

また、ユーザーが現在Bitrix24のどの画面を使っているかを認識し、その状況に合ったサポートを提案します。

たとえばタスク一覧を開いている場合には、優先度の高いタスクをまとめたり、すでに終了したプロジェクトから特定のスプレッドシートを探したりできます。


社内ボットプラットフォーム:AIでチャットボットを作成

Bitrix24のチャットボットは、業務プロセスの自動化に使われています。メッセージへの返信、CRMデータの処理、会議やタスクのリマインドなどを自動化できます。

Bitrix24内のデータや業務プロセスへ直接アクセスできるため、毎回細かな背景や状況を説明する必要もありません。

より簡単にチャットボットを作れるよう、ボットプラットフォームも新しくなりました。現在はBitrix24 Vibe Codeの一部として利用できます。

専門的なプログラミング知識がなくても、作りたい仕組みをAIに伝えれば、AIがシナリオを設計し、必要なコードを作成します。

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ナレッジベース2.0:必要な情報を、探し回らずに見つける

チームで仕事を進めるには、メンバー全員がプロジェクトの背景や前提を把握している必要があります。

しかし実際には、必要な情報を知っているのがマネージャーだけだったり、整理されていないクラウドストレージから資料を探さなければならなかったりすることがあります。

新しいBitrix24では、チームごとに独自のナレッジベースを作成・管理でき、マークダウンにも対応します。

仕事をしている場所と、必要な情報を確認する場所を分ける必要がありません。

チームメンバーは同じスペースで文書、プレゼンテーション、スプレッドシートを共同で作成・編集できます。

AIを使ったナレッジベース検索では、必要な情報を探したり、長い文書を要約したりすることも可能です。

さらに、更新内容をまとめたパーソナライズ済みのダイジェストも受け取れます。AIが最新情報を集め、何が変わったのかを整理して知らせます。


Bitrix24 メッセンジャー:社外メンバーも必要なチャットだけに招待

仕事上のコミュニケーションは、社内だけで完結するものではありません。業務委託先、コンサルタント、監査担当者、取引先など、社外のメンバーが会話に参加する場面は日常的にあります。

これまでは、一度だけ相談したい場合でも、外部サービスへ移動したり、相手を別のコラボレーションスペースへ招待したりする必要がありました。

新しいBitrix24では、リンクまたは電話番号を使って、社外の参加者を任意のチャットへ直接招待できます。

登録やログインは必要ありません。招待された人はリンクを開いて名前を入力するだけで参加できます。

社外の参加者には専用の表示が付くため、社内メンバーとの区別も明確です。

過去のチャット履歴をどこまで見せるかも設定できます。アクセスを停止したい場合は、新しい招待リンクを発行するか、その参加者をチャットから削除するだけです。


Bitrix24 Sync:社内通話と社外とのWeb会議を一つに統合

これまでは、社内の通話と社外メンバーを交えたWeb会議が別々の仕組みになっており、用途に応じてツールを切り替える必要がありました。

新しいリリースでは、これらを「Bitrix24 Sync」に統合します。

どのチャットからでも、リンクや空いているカレンダーの時間枠を使って社外の参加者を招待できます。追加の設定は必要ありません。

ゲストは登録せず、ブラウザからそのまま会議へ参加できます。

Bitrix24 Syncでは、次の機能も利用できます。

  • 会議後の自動フォローアップ:録画、タスク、合意事項を会議終了後に自動でまとめます。
  • 大人数向けの通話機能:マイクやカメラを一括管理でき、大規模な会議にも対応します。
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Bitrix24 メール:スマートフォンでの設定とCoPilotに対応

モバイル版のBitrix24 メールも機能が拡充されます。

スマートフォンから直接メールボックスを設定できるようになり、CRMやカレンダーとの連携、メールの取得方法、フォルダの並び順なども変更できます。

大量に届くメールの整理には、Bitrix24 CoPilotを利用できます。画面右側のチャットからAIに依頼できます。

必要なメールを探す、メールに関する統計をまとめる、内容を要約するといった作業に加え、どのメールから優先して確認すべきかをマネージャーに提案することもできます。

今回のアップデートに共通しているのは、仕事に必要な情報や操作を、できるだけ一つの場所に集約するという考え方です。

社員自身がAIで業務アプリを作り、プロジェクトの情報をAIエージェントが把握し、社内外のコミュニケーションや現場の業務管理まで同じ環境で進める。Bitrix24は、AIを単独の機能として追加するのではなく、日々の業務そのものに組み込む方向へ進んでいます。


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