Asanaの代替ツールおすすめ10選【2026年版】
Asanaは、タスクやプロジェクトを整理し、チームで進捗を共有するための使いやすいワークマネジメントツールです。
一方、事業やチームの規模が大きくなると、プロジェクト管理だけでは業務を完結できないケースも増えてきます。
たとえば、社内チャットやオンライン会議、CRM、営業管理、時間追跡などを別のサービスで補っている場合、管理するツールや契約が増え、情報も複数の場所に分散しやすくなります。
Asanaからの乗り換えを検討するときは、「Asanaに似たタスク管理ツール」を探すだけではなく、今の環境で何が足りないのかを整理することが大切です。
この記事では、Bitrix24をはじめ、ClickUp、monday.com、Wrike、Trelloなど、2026年に検討したいAsanaの代替ツール10選を紹介します。
Asanaの代替ツールを検討するのはどんなとき?
Asana自体は、タスク管理、ガントチャート、レポート、自動化、リソース管理など幅広い機能を備えています。ただし、必要な機能や利用人数によっては上位プランへの移行や、別のサービスとの組み合わせが必要になります。
特に次のような状況では、ほかの選択肢も比較してみる価値があります。
- 無料でチーム利用したい:AsanaのPersonalプランは無料ですが、現在は最大2ユーザーです。
- 時間追跡を標準で使いたい:Asanaのネイティブな時間追跡はAdvanced以上で利用できます。
- チャットやオンライン会議もまとめたい:Asanaにはタスクコメントやプロジェクトメッセージがありますが、リアルタイムのチャットやビデオ会議はSlack、Microsoft Teams、Zoomなどとの連携を利用する形が中心です。
- CRMも同じ環境で使いたい:Asanaはプロジェクト管理が中心で、営業CRMは標準機能ではありません。CRMとの連携が必要な場合はSalesforceなど外部サービスを組み合わせます。
- ユーザー単位の料金を抑えたい:Asanaの有料プランは基本的にユーザー単位で課金されるため、チームの拡大に伴ってコストも増えます。
たとえばAsana Starterは年間契約で1ユーザーあたり月額US$10.99、ネイティブの時間追跡やリソース管理を含むAdvancedはUS$24.99です。
一方、Bitrix24は無料プランでもユーザーを無制限で追加でき、タスク、かんばん、ガントチャート、チャット、ビデオ通話、カレンダー、基本CRMなどを同じ環境で利用できます。有料プランもユーザーごとの従量課金ではなく、プランごとの定額制です。
詳しい違いは、Bitrix24とAsanaの比較でも確認できます。
ツールが増えるほど、本当に仕事はしやすくなる?
プロジェクト管理ツールに機能を追加するため、チャット、Web会議、CRM、時間管理などを別々のサービスで導入する方法もあります。
ただし、ツールの数が増えるほど、情報を探したりアプリを切り替えたりする時間も増えていきます。
AsanaのWork Innovation Labが2026年に公開した調査では、従業員はコラボレーションツールを切り替えるだけで1日57分、さらに「どのツールを使うべきか」を判断するために30分を費やしていると報告されています。
Microsoftの2025 Work Trend Indexでも、特に通知の多いユーザーは勤務時間中、会議、メール、チャットなどによって平均2分に1回中断されていることが示されています。
問題は、ツールが多いことそのものではありません。複数のサービスに情報が分かれ、仕事を進めるたびに「どこを見ればよいのか」を判断しなければならない状態です。
Bitrix24は、プロジェクト管理だけでなく、チャットやオンライン会議、CRMなどを1つのワークスペースにまとめることで、この分散を減らせます。
Asana代替ツール10選を比較
| ツール | おすすめのチーム | 主な特徴 | プラン |
|---|---|---|---|
| Bitrix24 | 複数の業務ツールを1つにまとめたいチーム | プロジェクト管理、チャット、Web会議、時間管理、CRM | 無料+有料 |
| ClickUp | 細かくワークフローを設計したいチーム | 高いカスタマイズ性、複数ビュー、自動化、Docs | 無料+有料 |
| monday.com | 視覚的に業務を管理したいチーム | ボード、タイムライン、ダッシュボード | 無料+有料 |
| Wrike | 大規模・複雑なプロジェクトを扱うチーム | レポート、リソース管理、エンタープライズ機能 | 無料+有料 |
| Trello | シンプルなかんばん管理を求めるチーム | カードとボードを中心とした直感的な操作 | 無料+有料 |
| Notion | ドキュメントとタスクをまとめたいチーム | Wiki、データベース、ドキュメント、AI | 無料+有料 |
| Smartsheet | 表形式で複雑な計画を管理したいチーム | グリッド、ガントチャート、自動化、リソース管理 | 無料トライアル+有料 |
| Teamwork | クライアント案件を扱うチーム | 時間追跡、予算、請求、クライアント管理 | 無料+有料 |
| Airtable | データ中心のワークフローを構築したいチーム | データベース、複数ビュー、自動化 | 無料+有料 |
| Basecamp | シンプルなプロジェクト運営を重視するチーム | To-do、メッセージ、チャット、時間追跡 | 無料+有料 |
1. Bitrix24 — プロジェクト管理と業務ツールを1つに
Asanaとの大きな違いは、プロジェクト管理の範囲を超えて、日々の業務に必要な機能まで同じワークスペースに含まれている点です。
Bitrix24では、タスク、サブタスク、かんばん、ガントチャート、スクラム、カレンダーなどを使ってプロジェクトを管理できます。
そこにチャット、ビデオ通話、オンラインドキュメント、ファイル共有、CRMなどがつながっているため、タスクについて相談するために別のチャットへ移動したり、商談情報を別のCRMから探したりする必要を減らせます。
タスクの自動化では、ステータス変更、担当者の割り当て、通知などの定型処理も自動化できます。
時間追跡や作業負荷の管理にも対応しているため、プロジェクトの進捗だけでなく、「誰にどれくらい仕事が集中しているのか」「実際にどれだけ時間がかかったのか」まで確認できます。
さらに、営業案件が関わるプロジェクトではCRMとタスクをつなげられるため、営業部門と制作・運用チームの仕事を分断せずに管理できます。
無料プランでユーザーを無制限に追加できる点も、Asana Personalの2ユーザー制限と比べたときの大きな違いです。
こんなチームに:プロジェクト管理だけでなく、チャット、会議、CRM、ファイル、業務自動化まで1つのプラットフォームにまとめたい企業。
2. ClickUp — カスタマイズ性を重視するなら
ClickUpは、タスク、Docs、ホワイトボード、カレンダー、チャットなどを組み合わせ、自社向けのワークスペースを細かく構築できるサービスです。
カスタムフィールドやステータス、複数のビュー、自動化など選択肢が多く、複雑なワークフローにも対応しやすいのが特徴です。
無料プランでもユーザー数は無制限。上位プランではネイティブの時間追跡、ガントチャート、リソース管理なども利用できます。
一方で、設定できる項目が多いため、導入時にチーム内のルールを決めずに使い始めると、ワークスペースが複雑になりやすい面もあります。
こんなチームに:決まった使い方に合わせるより、自社独自のプロセスを細かく作り込みたいチーム。
3. monday.com — 視覚的に進捗を把握したいなら
monday.comは、色分けされたボードやタイムライン、ダッシュボードを使って仕事の状況を視覚的に管理できるワークマネジメントプラットフォームです。
ドラッグ&ドロップを中心とした操作で、ステータスや担当者を変更しやすく、複数のプロジェクトを一覧で確認したいチームにも使いやすい設計です。
無料プランは最大2ユーザーまでなので、チーム利用では有料プランを検討するケースが多くなります。
こんなチームに:複雑な設定よりも、プロジェクトの状況を見やすい画面で把握したいチーム。
4. Wrike — 大規模プロジェクトとリソース管理に
Wrikeは、複数の部門やプロジェクトをまたいだ管理に強いワークマネジメントプラットフォームです。
レポート、ダッシュボード、業務負荷、リソース管理などが充実しており、マネージャーがプロジェクト全体を俯瞰したい場合に向いています。
現在は無料プランも用意されていますが、高度なレポートや管理機能を利用する場合は上位プランが中心になります。
その分、小規模なチームで単純なタスク管理だけを求める場合は、導入・運用が重く感じられることもあります。
こんなチームに:複数部門にまたがるプロジェクトや、リソース配分を細かく管理する企業。
5. Trello — シンプルなかんばん管理に
Trelloは、カードをボード上で移動しながらタスクの状況を管理する、シンプルなかんばん型ツールです。
無料プランでも最大10人、ワークスペースあたり10ボードまで利用でき、タスク管理を初めて導入する小規模チームにも扱いやすい設計です。
有料プランではカレンダー、タイムライン、テーブル、ダッシュボードなどの表示方法も追加できます。
一方、複雑な依存関係や大規模なリソース計画、複数プロジェクトを横断した高度な管理まで必要になると、専用のプロジェクト管理プラットフォームの方が扱いやすい場合があります。
こんなチームに:複雑な設定をせず、かんばんを中心に仕事を整理したい個人や小規模チーム。
6. Notion — ドキュメントとプロジェクトをまとめるなら
Notionは、ドキュメント、Wiki、データベース、タスクを自由に組み合わせてワークスペースを構築できるツールです。
会議メモや社内ナレッジとタスクを同じ場所に置けるため、情報管理とプロジェクト管理を分けたくないチームに向いています。
データベースではサブタスクや依存関係、複数のビューも利用でき、最近ではNotion AIやAI Meeting Notesなどの機能も拡充されています。
ただし、専用のプロジェクト管理ツールと比べると、最初から決まった運用方法が用意されているわけではありません。自由度が高い分、チーム側で構造やルールを設計する必要があります。
こんなチームに:社内Wiki、ドキュメント、タスクを柔軟なワークスペースにまとめたいチーム。
7. Smartsheet — 表形式で複雑な計画を管理
Smartsheetは、スプレッドシートに近い操作感でプロジェクトや業務プロセスを管理できるプラットフォームです。
グリッド、ガントチャート、カード、カレンダーなどのビューに加え、ワークフロー自動化やリソース管理にも対応しています。
大量のデータや構造化された業務を扱いやすい一方、ボード中心のシンプルなプロジェクト管理を求めるチームには、やや複雑に感じられる場合があります。
新規ユーザー向けの恒久的な無料プランはなく、導入前には無料トライアルで操作感を確認できます。
こんなチームに:表形式のデータに慣れており、複雑な計画やオペレーションを管理したい企業。
8. Teamwork — クライアント案件を管理するなら
Teamworkは、代理店、コンサルティング会社、プロフェッショナルサービスなど、クライアントワークを中心とするチーム向けのプロジェクト管理ツールです。
タスク管理に加えて時間追跡、予算、収益性、クライアント管理などを扱えるため、「プロジェクトを完了する」だけでなく、「案件として利益が出ているか」まで確認できます。
無料プランは最大5ユーザー、5プロジェクトまで利用できます。
社内プロジェクトだけを扱う企業では一部のクライアント向け機能を使わない可能性がありますが、顧客案件の工数や予算を管理するサービス企業には強みがあります。
こんなチームに:時間、予算、請求、クライアントとの共同作業まで管理したい代理店やサービス企業。
9. Airtable — データを中心に業務を設計するなら
Airtableは、データベースをベースにプロジェクトや業務プロセスを構築できるツールです。
タスクだけでなく、コンテンツ、キャンペーン、顧客、商品などさまざまな情報をレコードとして管理し、それらを関連付けられる点が特徴です。
かんばん、カレンダーなど複数の表示方法や自動化も利用できるため、マーケティングやオペレーションなど、情報量の多い業務と相性があります。
一方、完成されたプロジェクト管理環境が最初から用意されているわけではなく、用途に合わせてベースやフィールドを設計する必要があります。
こんなチームに:プロジェクトだけでなく、構造化されたデータそのものを中心に業務を管理したいチーム。
10. Basecamp — 複雑さを増やしたくないチームに
Basecampは、機能を細かく設定するよりも、チームが1つの場所でシンプルに仕事を進めることを重視したプロジェクト管理サービスです。
To-do、メッセージボード、チャット、ファイル、スケジュール、時間追跡などをプロジェクト単位でまとめられます。
現在は1プロジェクト、最大5ユーザーまで利用できる無料プランもあります。
高度なポートフォリオ分析や大規模なリソース管理を中心とするサービスではありませんが、「プロジェクト管理ツールの設定そのものに時間をかけたくない」というチームにはわかりやすい選択肢です。
こんなチームに:機能の多さよりも、コミュニケーションとタスクをシンプルにまとめたいチーム。
目的別に選ぶなら
10のサービスを比較しても迷う場合は、現在の課題から考えると選びやすくなります。
- Asana+複数の外部ツールを1つにまとめたい:Bitrix24
- 細かなカスタマイズを優先したい:ClickUp、Airtable
- 視覚的でわかりやすいプロジェクト管理がほしい:monday.com
- 大規模プロジェクトやリソース管理を重視したい:Wrike、Smartsheet
- シンプルなかんばん管理から始めたい:Trello
- ドキュメントや社内Wikiもまとめたい:Notion
- クライアント案件の時間や収益まで管理したい:Teamwork
- できるだけシンプルに運用したい:Basecamp
Asanaから乗り換えるなら、「足りないもの」から考える
Asanaは、タスクやプロジェクトを管理するツールとして十分に高機能です。
それでも代替ツールを探しているのであれば、問題はタスク管理そのものではなく、その周辺にある可能性があります。
チャットは別のサービス、オンライン会議も別、CRMも別、時間管理も別という状態になっているなら、新しいタスク管理ツールへ置き換えるだけでは根本的な解決になりません。
その点、Bitrix24ではプロジェクト管理とコミュニケーション、CRMを同じワークスペースにまとめられます。
無料プランでユーザー数を気にせず始められ、有料プランもプラン単位の定額料金なので、チームが大きくなったときのコストを予測しやすいことも特徴です。
現在Asanaと一緒に何個のツールを使っているのか、そのうちいくつを1つの環境へまとめられるのか。一度整理してみると、自社に必要なAsana代替ツールが見えやすくなります。
よくある質問
Asanaの代替ツールを選ぶときに見るポイントは?
タスク管理やガントチャートだけでなく、時間追跡、レポート、自動化、コミュニケーション、外部サービスとの連携、料金体系まで確認すると比較しやすくなります。すでに複数の業務ツールを併用している場合は、それらをまとめられるかも重要なポイントです。
AsanaからBitrix24へ乗り換えるメリットは?
Bitrix24では、プロジェクト管理に加えて、チャット、ビデオ会議、カレンダー、ファイル共有、CRMなどを同じワークスペースで利用できます。複数のサービスを組み合わせているチームでは、ツールの切り替えや情報の分散を減らしやすくなります。
無料で使えるAsana代替ツールはある?
Bitrix24、ClickUp、monday.com、Wrike、Trello、Notion、Teamwork、Airtable、Basecampなどには無料プランがあります。ただし、ユーザー数やプロジェクト数、利用できる機能にはサービスごとに制限があります。